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中小企業で好待遇は望めない ?

お墓を売る小さな会社での好待遇

 

 

 

サラリーマン時代の勤め先の一つにお墓の仕事がありました。

 

 

小さな小さな会社でした。

 

 

お寺でお墓を紹介する仕事です。

 

 

時々お寺の中にプレハブ小屋が建っていて、『墓地販売中』の幟が建っているお寺があるでしょう?

 

 

あれがそうです。

 

 

 

私の仕事は、そのお寺で墓を販売できるように、
お寺の住職とあらかじめ交渉する役目です。

 

 

だいたい、3か月から4か月に一か所、住職と契約が取れるかどうかと言う、
気の遠くなるような、少ない実績の世界です。

 

 

100日の間、何の実績も出ません。

 

 

みんな辞めていきますよ。

 

 

いつ契約になるか先の見えない毎日です。

 

 

基本 最初の訪問では住職には会えません。

 

 

何回目かの訪問でやっと会えた時は、たいがい怒鳴られて終わりです。

 

 

「寺で商売の事を考えるな !!!」 とね。

 

 

当然ですが、誰でも嫌になりますよねぇ。

 

 

 

 

ですが私にはそんな気の長い営業が向いていたようで、
定期的にお寺と契約が出来ました。

 

 

仲良くなれば、実は檀家不足で経営難の悩み多きおじいさんなのです。

 

 

 

お寺やお墓の維持管理もままならず、
古くなっていくだけの本堂や庫裏、
山門も時間とともに朽ちていきます。 

 

お金は、思った以上に必要なんです。

 

 

 

 

3か月なら3か月間、地域の人たちへの独占販売権をお寺からもらうわけです。

 

それが私の役目でした。

 

 

 


ちょっとだけ お墓の話

 

 

お墓って高いですよね。

 

 

石と加工と建立で、都会の方では 90cm x 90cm くらいの大きさで 150万円くらいでしょうか。

 

 

お寺の場合、その料金以外に 『永代使用料』と『入檀料』と言うものが必要です。

 

 

『永代使用料』は、上記くらいの大きさで 100万円くらいするでしょうかね。

 

 

石は、墓地でよく見る安い目の石だと中国かインドから輸入しています。

 

 

お墓を売る会社は石屋さんと契約していて、お墓が売れたら石屋さんに頼みます。

 

 

そして石屋さんに払うお金はだいたい 40万円くらいです。

 

 

つまりお墓屋さんは100万円以上の利益を貰っています。

 

 

裏を知ってしまった私は、なんともやるせなかったです。

 

 

 

『永代使用料』だって、お寺に大金を払って手に入れた区画なのに、
永遠に自分の物にはならないですよ。 

 

使用する権利を買うだけです。  だから・・使用料 なのです。

 

 

 

 

 

私がその業界に入る5年くらい前までは、お墓のバブルが続いたようで、
営業マンは、毎月 100万 200万を毎月貰っていました。

 

 

バブルではなくなったとはいえ、私も結構いい給料を貰っていました。

 

 

お寺と契約できると基本給が数万円単位で上がります。

 

 

 

ノルマ通り3~4か月で一つのお寺を見つければ、毎年基本給が 10万以上、上がっていくわけです。

 

 

 

しかも自分が見つけたお寺で、営業さんがお墓を売ると、
お寺を契約した私にまで歩合が入ります。

 

 

 

毎日お寺を探すための車は会社が貸してくれます。 直行直帰です。

 

 

ブライベートや通勤に使ってもいいんです。

 

 

もちろんガソリン代は、全額支給です。

 

 

貸与されているので、車検もオイル交換も会社です。

 

 

 

 

ある程度いい車でないと、住職から良くは見てもらえないからと、貸してくれた車は、マークXでした。

 

 

年末年始の休日は、昔のようにお寺にお参りに行く人は少ない ということで、クリスマスくらいから成人の日あたりまで休みます。

 

 

 

待遇は、とんでもなく良いのです。

 

 

従業員思いの、いい社長さんでした。

 

 

 

 

なんだか、いつもの私のブログのテーマとズレてきましたので、

 

軌道を修正します。

 


で、その会社がつぶれたってわけです

 

 

で、どうなったかと言うと

 

 

その会社 倒産しました。

 

 

会社が倒産する理由は様々ですが、
要するに 経費が利益を上回れば倒産しますね。

 

 

中小企業が従業員に待遇良くすると、倒れるんです。

 

 

 

大企業ならともかく、
中小零細企業は待遇を良くするほどの利益はなかなか取れません。

 

 

 

その社長は、お墓バブルを引っ張っていたんです。

 

 

 

お墓一つ当たりの利益率はすごいですが、全体のボリュームは所詮中小零細なんですね。

 

 

 

つまり、中小零細企業では、待遇が良くなることを望みにくいという事です。

 

 

望んだ待遇が実現すると、会社そのものが危なくなるからです。

 

 

ブラックに近くても我慢して働き続けるか、会社そのものがなくなるか なのです。

 

 

 

定年後に雇ってもらえる会社が、従業員に対して好待遇でもビクともしない程の大きな会社ならいいですが、「そうではなかろう」 との見通しならば、今のうちから準備を始めるべきと思います。

 

 

万一のために次の手を考えておく必要があるのではないかと言うのです。

 

 

 

 

老後破産が増えています。

 

 

一方で、寿命は延びています。

 

 

苦しい期間が長引くという事です。

 

 

 

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