定年に向けけて必要な事
定年に向けて何を考え、何を準備したらいいのでしょうか?
定年になったら「あれをやって これもやって」と、今まで我慢していた分、やりたいことが浮かんできます。
でも、それを実現するためにはお金が必要です。
生活できてそれ以上の金銭的な余裕がないと、
やりたいことも出来ずにずっと我慢の生活が続くだけです。
しかもその収入のために、毎日朝から晩まで働いていては、今までと何も変わりません。
ということは、
定年後の趣味や楽しみは、定年に向けての仕事探しで決まってきます。
あなたやご家族が自由にできる時間も、
自由に使えるお金も、
そのための行動範囲も、
全てが仕事の内容によって決まってくるからです。
あなたはどんな趣味をお持ちですか?
自由な時間を満喫できていますか?
忙しく時間に追われていても、大好きな趣味の世界に触れると
とたんに気分が変わって新鮮な気持ちで過ごせます。
それだけ現代人にとっての趣味は大事な心の支えなのですね。
その大事な趣味に没頭したり、さらに研究したり、その楽しさを極めようとすると、どうしてもまとまった時間が欲しくなります。
定年後こそ、何としても確保したい時間です。
通勤の時間ももったいないです。
家賃の関係やらで、通勤片道有に1時間以上。
最低でも9時間拘束され通勤時間でプラス2時間。
家で着替えたり、お風呂やシャワーの時間、晩御飯の時間、家族との触れ合いなど、
サラリーマンをやっている以上平日は、12時間以上の間は自分だけの時間にはならないのです。
そしてさらに睡眠時間と、朝起きてからの支度の時間などを差し引くと
いったい何時間が楽しめる時間なのでしょう?
「その時間がわずかだからこそ、楽しい」 と言える方は羨ましい限りですが、気持ちの切り替えが下手な私は、さらに無駄な時間を確保しないと没頭できません。
趣味のために必要な事
私は50の手習いで楽器のサックスを始めました。
いつも吹きたいし 楽器にさわりたいんですが、
手入れのことも考えると「今日は時間が無いからいいや」
ってなりがちでした。
普通のサラリーマン生活では、なかなか趣味を満喫できませんね。
老後も「ヒーヒー」 仕事で他人にこき使われて、趣味の時間を奪われたいですか?
私は、出来れば第二の人生では そうガツガツ仕事したくないと思いました。
そしてサラリーマンとして定年後も働こうと思えば、
給料半額の『再雇用』か時給の安い『契約社員』です。
今の時代、本当に働き口が見つからないんですよ。
勤め人としての将来は、決して明るくありません。
だから私は自分で稼ぎます。
自宅や雰囲気のいい喫茶店でも出来る仕事をします。
一人ですが、金額に応じて暇なく馬車馬のごとく働くような仕事はしたくありません。
当然、通勤なんてなくて、ちゃんと収入が上がる仕事です。
趣味を楽しむために目指す仕事とは
給料のために、大切な自分の時間を切り売りするような仕事なんて辞めるのです。
会社に利益が残るように計算された組織では、自分の給料アップは望めません。
身体の具合が悪いのに ( これからは増えますよ ) 堂々と休めないなんて、とんでもないことです。
いい歳して一日何をやったか、いちいち報告したいですか?
昨日までの部下に、無視される毎日には耐える自信がありません。
( 再雇用されると、そんなあからさまな仕打ちを受ける人もいるそうです。)
情報を発信する仕事で食べられるようになるまで頑張ろう と心に決めて、
パソコンを使った仕組み作りを始めて、一年ほどで売り上げが出始めました。
パソコンという代物やプログラミングなんていまだによくわかりません。
ネット上のパソコンやサーバーなどの解説サイトでは、知らないカタカナ言葉ばかりです。
何をしても人の3倍の時間がかかる私でしたので、
ある程度は覚悟していましたが、上達( 収益 ) しないんですよ。
『サラリーマンに戻ろうか』 この誘惑は強烈です。
諦めて挫折して、自分が選んだことを信じきれなかった人は、生活のために給料を貰い続ける道に戻っていきました。
諦めなければ、必ず上手く行くのに。
続けることが出来れば大丈夫なのに。
自分で稼ぐ力を身に付けて、
老後は仕事より趣味に時間を割けるように、
出来れば在職中から助走し始めましょう。
自由で楽しい老後人生を送るために。
趣味を満喫できるために。
--- 追伸 ---
いろいろご意見があると思います。
私たちは日本人は、特に年配の方は、
「仕事とはこういうものだ」という意識と言うか
常識をお持ちです。
私は日本人の常識に逆らうような記事ばかり書いています。
「もっといい方法があるよ」 でも歓迎です。
メールは、双方向のメディアです。
ぜひ、ご遠慮なく
あなたの感想やご意見
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