不安をあおる、無くなるかもしれない仕事
職業そのものが消滅する
実際に始まっています。
すでに憶測ではありません、現実です。
オックスフォード大学のオズボーン准教授の論文によりますと、
「10年から20年後には、約47%の人の仕事がなくなる」
との予測でしたね。
発表は少し前の事でしたが、覚えておられる人も多いかと思います。
人から仕事を奪っていく要因としては、3つの大きな要因があります。
仕事が消滅する3つの要因
1つ目としては、需要に対して供給が過剰になる と言うのがあります。
商品やサービスを提供する側が消費する側より増えすぎてしまう事を意味します。
10人で売っているものを1000人が買うとすると、売り手1人当たり100個売れることになります。
これが売る人50人に増えたらどうなるでしょう。
売り手一人当たり20個しか買ってもらえなくなります。
単純に売り上げが 1/5 に下がってしまうのです。 つぶれますね。
接骨院の数は、10年間で1.6倍の42,431店 (2014年) に増えました。
(厚労省) 大手コンビニ3社の店舗数より多いってご存知でしたか?
美容院や歯科医院もコンビニより多いそうです。
士業もどんどん増えています。
苦労して資格を取得しても、昔ほどの価値はなくなっています。
仕事の価値が下がってきてしまいますね。
2つ目の要因としては、ご存知 技術革新ですね。
デジカメは写真屋さんの仕事を奪いました。
Amazonは、町から本屋さんを消していますね。
ロボット化により製造業の工場から人がだんだん減っています。
ホームページも素人にも簡単に作れるソフトやサイトが出てきて、webデザイナーの存在を脅かしています。
家庭のパソコンとプリンターは、間違いなく印刷屋さんの仕事に食い込んできてますね。
塾の講師の代わりにタブレットが出てきました。
3つ目は、私達消費者の行動に変化が出てきているという事です。
安い物を買います。
待つことが出来なくなり、翌日配達は当たり前で、当日配達のサービスすら出てきています。
対応できないお店は淘汰されます。
価格com 脅威ですね。
パソコンをたたいて全国一安い販売店を見つけます。
品物は、実店舗で確認します。 実際に購入すのはネットの最安値店。
小売店はたまったものではありません。
こういった流れの中に置かれてしまった業界は、利益を上げるのが極めて難しい現実の中で闘っているわけですね。
なくならない仕事にシフトしていくには
そう言えば、私が幼稚園に通う前くらいの頃、『御用聞きのおばちゃん』 と言う人が毎日のように家に来てました。
別に家が裕福だったわけではなく、そういうおばちゃんが普通にいたんですね。
あの頃は、お店が少なくそして遠かったんです。
小さな子供がいる家庭を中心に回っていたのかもしれませんが、母はかなりの確率でそのおばちゃんに買い物を頼んでましたね。
そんなおばちゃんも、最近は聞いたことがありません。
無くなってしまった職業の一つなのでしょうか。
有れば便利か思いますが、料金が合わないのかもしれません。
私の考えとしては、なくならない仕事は情報発信関連と思っています。
どんな情報でもいいと思っています。
ノウハウ系でも趣味系でも恋愛系でも生活用品でもジャンルはとても広いと考えています。
どんなジャンルの物でも自分より初心者は必ずいて、知らない情報には喜んでくれます。
それに何かを知りたいとき、必ずしもエキスパートからの情報を欲しいわけではありません。
言葉も理解しやすいであろう、自分より少し先輩の体験談が聞きたい時は結構ありますから。
図書館に行かなくても専門知識をネットで得られる時代だからこそ、身近な体験談の需要が高まっています。
今は、パソコンを使って好きなジャンル、得意なジャンルで稼ぐことのできる時代です。
パソコンやタブレットなどで商品やサービスを購入することが増えています。
インターネット上に情報を求めるという需要は、ますます高くなっていきます。
自分がその分野で更なる体験をし、更なる知識を吸収し続ける限り、発信できる内容も増えていくわけです。
無くなる仕事ではないですよね。
世の中の変化に動じないような準備を、今のうちからコツコツ始めることが、職を失う不安から身を守る最良の方法と考えています。
パソコンからインターネットで情報を発信することが、どうやって仕事(収入) になるのか?