「お前は必要ない」
世の中に、これほど残酷な言葉があるでしょうか
どんな人も、その人にしか発揮できない自分だけの価値があります。
嫌いな人だっています。
「あいつなんか居なければいいのに」 と言われる人がいます。
私も人に対してそう思ったことがあります。
では、その嫌な人がいなかったら・・・
私はその人の故に、言ってはいけない言葉や表情、目つきや態度を学びました。
また、何かの時にその人と話すことがあり、見た目や言葉遣いから受け取るイメージと本人の人柄が、必ず一致するものでもない という事も知ることが出来ました。
その人との出会いが無ければ、今でも私は、気が付かないうちに多くの人に嫌な思いをさせていたかもしれませんし、人を見た目で判断していたでしょう。
脳や精神が大勢の人とは違う病気を持って生まれてきた人がいます。
その人たちは、往々にして絵の才能が優れていたり、信じられない程ピュアな心を持っていたりします。
以前いた通販会社に倉庫担当の男性がいました。
話をしてみても、やや知恵遅れ と見られる人でした。
倉庫ではいつもラジオの放送が流れており、彼はよくリクエストをハガキに書いて送っていました。
実は彼の出したハガキは週に一回のペースでラジオ局に採用され読まれました。
読まれる文章は、驚く程まとまっており、文章の流れも実に自然でした。
彼はサラリーマンとして見ると、他の従業員から見劣りしましたが、文章で思いを表現する という事では、圧倒するほどの才能を持っていたのです。
多かれ少なかれ、善きにつけ悪しきにつけ、
私も含め誰しもが、生きてきた中で様々な人に関わりながら
影響を与えてきたはずです。
影響を与えられた人は、またその周りの人に影響を与えました。
いい影響も悪い影響も
どんな人も居なくていいはずがありません。
みんな、とんでもない価値を持った人たちばかりのはずなんです。
日本の学校の授業では、個性を伸ばすより平均的な事を良しとするようです。
この教育体制にも問題あり ではないでしょうか。
自分にもっと自信を持とう
自分の感性を信じよう
自分を褒めて、自分を好きになろう
自分で判断して、信じて行動してみよう
きっと、想像できなかった 素晴らしい自分が見えてくる。
無くてはならない存在への飛翔
誰にでも、唯一無二の価値があるのです。
お釈迦様が生まれてすぐに7歩、歩いて言われたとされる
『天上天下唯我独尊』
⇒ 自分という存在は
誰にも変わる事の出来ない人間として生まれており、
この命のまま尊い