仕事と人生 ・・・どちらが優先?
以前のサラリーマン時代、幸か不幸か転職してたくさんの業界を経験しました。
生活のために仕事が必要でした。
仕事によって人生が決まるというか、仕事に合わせた人生になっていました。
一般的な転職の場合、『経験を少しでも生かせるように』
と言うか、
自分の過去が無駄にならないように、
そして新しい職場でも少しでも早く実践活動が出来るように、
同じ業界や同じ職種に就くことが多いかと思います。
私の場合少し変わっていて、
「どうせ仕事変わるんだから、全く新しいことを経験したい」
と言う考えで、前職とは関係のない業界ばかり渡っていました。
勤め先が変わり、ついでに業界も変わり、
新しい環境をそれなりに楽しんだのですが
どこへ行っても変わらなかったことが、幾つかあります。
仕事と切り離したい事
鳥かごの中が普通になっていませんか?
① 時間の縛り
② 生活環境の不自由
③ 人間関係で悩まされる
時間の縛り
仕事のため、自分の時間なんて無くなりましたよね。
毎朝 同じ時間に起きて、顔を洗ったり歯を磨いたり
同じルーチンの動作をして、味わうこともなく朝ご飯を急いで食べて、
行きたくもないのに遅刻しないように気を付け、
早く着きたいわけでもないのに渋滞にイライラする。
タイムカードを押してからは、管理下に置かれる。
昼もワンコインで、満員の食堂か女子ばかりの中での手作り弁当。
客先の都合次第で予定は変わり、遅れれば頭を下げる。
常に実績を求められ、あるいは生産性を求められ
自分の仕事が終わっても、なんだか帰り辛い雰囲気。
家に帰れば、既にテレビのチャンネル権は家族の物で
その時映っているいる番組を観るだけ。
「風呂に入れ」とせきたてられ、あとは寝るだけ。
すぐに目覚ましにたたき起こされ、昨日と同じ繰り返しが始まる。
おかしくないですか ?
生活環境の不自由
それは、どの職場も 『自宅から通える範囲』 にある ということです。
こう書くと 「当たり前だよ」 と言われそうですが、
表現の仕方を、こんな風に変えてみたらどうでしょう?
『職場に通える範囲にしか住めない』
如何ですか ?
勤め人の宿命と言えばそれまでですが、
強烈な縛りですよね。
そのエリアにしか住めないんですよ。
でなければ、単身赴任で大切な家族と離ればなれ。
仕事と関係なく、住みたいところで生活したいと思いませんか ?
そう言うと、「そりゃあ そう思うけど、仕方ないよ」 って言いますよね。
あなたはすでに、、諦めている。
でも、そうでない生き方が実現したら そうしたいでしょ !
人間関係で悩まされる
現場を知らない上司
指示を理解できない部下
他人のミスが大好きな同僚
ワガママな顧客
つけ上がる業者たち
どこで本当の自分を出していいのかわからないまま、
本当の自分がどんなだったかもわからなくなります。
気を遣ってばかりで、報われなさすぎです。
お金のために働くのは如何なものか ?
生活していくわけですからお金は必要です。
なので働くのは理解できますが、
今の時代 残業代を足して生活できるギリギリの給料です。
残業が必要なほどに安い給料です。
もっと恵まれた職場だとしても贅沢できるほどには貰えないでしょう。
子供の養育費もどんどん高額になっています。
だから、長時間労働も我慢しなければなりません。
つまり、お金のために身を粉にして働いても、
そのお金で楽しむ時間は与えられていない という事です。
おかしくないですか ?
どこの職場に移っても、どの業界に行っても
これらの理不尽なことは、変わらずに存在していました。
サラリーマンでは永遠に実現しない
自分の自由のために仕事をする
サラリーマンにとっての仕事は、
どこまで人生を楽しくしてくれるでしょうか。
大切なはずの人生が、仕事に振り回されています。
人生を楽しみ、家族が安心の笑顔でいられるためにも、
仕事を振り回すようにならなくてはなりません。
仕事はしなくてはいけませんが、仕事が中心で良いはずがありません。
生きるため、
生活のために、
仕事中心の仕事に振り回される人生は、
サラリーマンでいる限り、永遠に続きます。
サラリーマンをいつでも辞められるように、
出来ることから行動に移して準備しましょう。
自分や家族の時間を大切にして
自由に住みたい所に住んで
どうでもいい人に気を遣う事もなく
お金に苦しめられず
豊かでゆとりのある心を持った人生を歩みたいものです。
職を奪わたり、年金の少なさに驚いてからでは遅いです。
あなたの人生を仕事から解放するためには、
自分一人でも稼ぐことのできる力を身に付けることが肝心です。
それも、『時間や場所にとらわれない仕事』の力です。
一人で自宅で好きな時に仕事をする生活に入ることが出来ます。
きっと参考になると思います。
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